フロド出発の朝
なんでもない描写も、声に出すとリズミカルで気持ちいい。
シャイアをあとにするフロドを、このシャイアに立たせると,切なくなる。
The Shire had seldom so fair a summer, or so rich an autumn; the trees were laden with apples, honey was dripping in the combs, and the corn was tall and full.
「こんなに美しい夏はシャイアでもめったにないことだった。つづいて、素晴らしい実りの秋がやってきた。リンゴがたわわに実って枝が重そうにため息をつき、蜜蜂の巣からは蜜があふれていた。穀物も良く育って見事なできだった」
(正確な訳ではありません)
Thursday, his birthday morning, dawned as fair and clear as it had long ago for Bilbo’sgreat party.
「木曜日、フロドの誕生日の朝は、あのずっと前のビルボの盛大な誕生パーティーの朝のようにすっきりと晴れわたっていた」